レンズ

レンズ

images/drostePlugin.png

"ドロステ"レンズ
(Rob Pieké氏によるカスタム投影プラグイン)

すべてのPRManのカメラモデリング機能がRISモードでサポートされています。ユーザは、2,3個のカメラアトリビュートで、PRManと同じ被写界深度と、ボケのすばらしいエフェクトを簡単に作成することができます。 PRManのAdvanced Camera Modeling(高度なカメラモデリング)機能の詳細一式については、アプリケーションノートに説明があります。 なお、これらは標準の透視投影に適用され、他の投影では使用することができません。

Depth of Field(被写界深度)

PRManのカメラは、指定したfstop, focallength, focaldistanceを使用して、Depth of Fieldの幻想を作成して、 リアルな映写エフェクトを作成することができます。 これらの値は、シーンユニットで指定します。 過焦点距離(Focal Distance)は、投影の中心を通る焦点面までの距離です。 fstopに対する焦点距離(Focal Length)の比率は、レンズ口径のサイズ(およびブラーの量)を決定し、過焦点距離(Focal Distance)と焦点距離(Focal Length)の関係は被写界深度を決定します。 右側の画像は、カメラのfstop1.0focaldistance100に、 focallength1.3に設定してレンダリングしました。

images/lensDOFRuler.png

Bokeh(ボケ)

PRManの仮想カメラは、aperture(口径)の形状および挙動に対して微調整することができます。 aperture(口径)の形状のの数(つまり、絞り羽根の枚数)を指定し、aperture(口径)の角度を回転させ、aperture(口径)の辺を内側または外側に曲げ(つまり、aperture(口径)の丸み)を変更して)、 aperture(口径)の密度を制御して、明るさの形状を変更することができます。 右側の画像では、aperture(口径)には6つの辺があり、15度回転させ、内側への曲がり(-0.8)と1.0の密度値を設定しています。 この画像からわかるとおり、Bokeh(ボケ)はDepth of Field(被写界深度)に追加されるエフェクト(つまり、Depth of Field(被写界深度)を有効にしなければなりません)です。

さらに詳しい技術情報は、Advanced Camera Modeling(高度なカメラモデリング)のアプリケーションノードを参照してください。

images/risTikiBokeh.png

Projections(投影)

PRManの従来のカメラモデリングエフェクトに加えて、PRMan 19では、カスタムでRixProjectionプラグインを作成できる機能が追加されました。 これらのプラグインにより、カメラとレンズの投影を特徴付けることができます。 そのディストリビューションには、いくつかのBuilt-inプラグインも含まれています。 尚、被写界深度やボケの設定が投影プラグインに適用されるかどうかは、個々のプラグインにより異なります。

images/rollingShutterSmall.png