シャッター
Shutter(シャッター)
PRManのRISモードは、RenderManのアートモーションブラーエフェクトの状態を完全にサポートしています。あらゆるフォームにおいて、微調整がすべて可能です。
タイプ
RISは、PRManのモーションブラーエフェクト一式をサポートしています。 最も基本的なモーションブラー(シャッターが開閉する間、オブジェクトがカメラの前を通過するときにオブジェクトにブラーがかかる)から、カメラブラー(シャッターが開閉する間、カメラがオブジェクトを通過するときにオブジェクトにブラーがかかる)、 変形ブラー(シャッターの開閉の間、オブジェクトが形状を変化する)まで対応しています。
Transformation Blur(トランスフォームブラー) PRManには、シャッターが開く間隔および速度など、仮想カメラシャッターに対する拡張コントロールが用意されており、優れたモーションブラーエフェクトが可能になります。 一般的に、モーションブラーはグローバル設定として"有効"で、シャッターの開閉回数によりエフェクトを制御します。 シャッター角度、速度などのカメラアトリビュートも寄与します。 |
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Deformation Blur(変形ブラー) 基本的に、モーションブラーはジオメトリを(トランスフォームではなく)変形して作成されますが、変形ブラーには、モーションブラーと同じ機能があり、いろいろなシャッター/カメラアトリビュートによるエフェクトに対して、 モーションブラーと同様に微調整することができます。 ジャバウォックに気をつけて!そのアゴに噛まれると... |
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Camera Blur(カメラブラー) ブラーは、オブジェクトだけでなくレンダーカメラを動かすことでも作成できます。前述のように、ブラーは一般的にグローバル設定により"有効"であり、カメラのいろいろなアトリビュートが全体の外観に寄与します。 |
Multi-Segment Motion Blur(マルチセグメントモーションブラー)
シンプルなモーションブラーでは十分でない場合があります。例えば、タイヤやプロペラのように回転するオブジェクトや、忍者が投げる手裏剣のようにくるくる回るオブジェクトの場合です。 このような場合は、マルチセグメントモーションブラーの機能を使用します。 (オブジェクト毎またはグローバルに適用される)Motion Samples(モーションサンプル)アトリビュートを使用して、マルチセグメントモーションブラーを有効にします。 すべてのモーションブラーのタイプはこの機能をサポートしています。 |
Shutter Controls(シャッター制御)
ユーザは、レンダーカメラのシャッターの開閉に対して完全に制御することができます。 より正確なモデルである実際のカメラシャッターの場合は、瞬時に開閉しないため、ユーザは、"開く"と"閉める"間隔を定義するポイントを0から1までの時間で指定することができます。
関連項目
詳細の技術情報については、Advanced Camera Modeling(高度なカメラモデリング)アプリケーションノートのThe Shutter Model(シャッターモデル)を参照してください。