PxrVoronoise

PxrVoronoise

images/voronoise_space.png

すべてのテクスチャスタイルノードと同様に、このノードは、2Dまたは3D領域を表現したマニフォールドを取得して、そこにボロノイズテクスチャを適用します。 マニフォールドがない場合のデフォルトの挙動は、3DのPに適用されます。 このノードは、voronoise関数を計算します。 この関数は、ノイズとInigo Quilez氏により表現されたVoronoi をブレンドしたものです。

jitterとsmoothnessのパラメータで色々なタイプのパターンを作成することができます。

  • jitter=0,smoothness=0の場合、RSLのcellnoiseのように、ジッターのない最小距離グリッド値が生成されます。
  • jitter=0,smoothness=1の場合、パーリンノイズに似たノイズ関数になります。
  • jitter=1,smoothness=0の場合、ジッターのある最小距離Voronoiパターンが生成されます。
  • jitter=1,smoothness=1の場合、ジッターのあるVoronoiとノイズが結合した"voronoise"が生成されます。

尚、このバージョンには、フラクタルオクターブとTurbulenceも追加されています。

入力パラメータ

Frequency(周波数)

ノイズレイヤの最低(開始)周波数を設定します。

RIB: float frequency
デフォルト: 1.0

Octaves(オクターブ)

使用するノイズオクターブの数。オクターブが多くなると、ノイズが連続して増えます。

RIB: int octaves
デフォルト: 3

Gain(ゲイン)

持続性とも知られています。 ノイズの各連続オクターブの大きさを縮小/拡大するために使用します。 1/fノイズは、gain = 1/lacunarityで得られます。

RIB: float gain
デフォルト: 0.5

Lacunarity(空隙性)

ノイズの各連続レイヤの周波数を決定するために使用するスカラー。 値が小さいと、レイヤは周波数の間隔が狭くなります。値が大きいと、レイヤの間隔が広がります。

RIB: float lacunarity
デフォルト: 2.0

Jitter(ジッター)

適用するジッターの量を制御します。 0の場合は標準グリッドになり、1の場合はグリッドのようなVoronoiになります。

RIB: float jitter
デフォルト: 0.0

Smoothness(滑らかさ)

0を使用すると、voronoi/cellnoiseパターンになり、1の場合は滑らかなノイズになります。

RIB: float smoothness
デフォルト: 1.0

Turbulent(乱流)

ノイズを乱流にします。

RIB: int turbulent
デフォルト: 0

Manifold(マニフォールド)

ノイズの適用先となるマニフォールド(デフォルトはP)。

RIB: struct manifold

出力パラメータ

resultF
voronoiseテクスチャの結果。