PxrVary

PxrVary

このノードは制御されたランダムなバリエーションを作成します。 バリエーションのソースは、アトリビュートまたはプリミティブ型変数ベースになります。 プリミティブ型変数には一定のディテール(オブジェクト毎の単独値)が必要です。 ゼロ以外のid/primvar/attribute値のみがバリエーションを作成します。 ソースを読み込めない場合、バリエーションは発生しません。 任意の浮動小数点アトリビュートまたは整数アトリビュートをルックアップできるとシーンのデバッグに役立ちます。 例えば、どのオブジェクトが片面であるかわからない場合、varNameに'Ri:Sides'を入力することができます。

入力パラメータ

Input Color(入力カラー)

変化を加えたいカラー。

RIB: color inputRGB
デフォルト:0.5 0.5 0.5

Vary Source(バリエーションソース)

バリエーションのソース。以下のどれか:

  • 0: Identifier Id
  • 1: Identifier Name
  • 2: Primvar
  • 3: Attribute
RIB: int varySource
デフォルト:0

Variable Name(変数名)

varySourceが1または2の場合、primvarまたはユーザーアトリビュートの名前。 primvarを使用した場合、定数になります。頂点/面毎のprimvarは対応していません。 ユーザアトリビュートを使用した場合、user:myattributeと入力します。

RIB: string varName
デフォルト:""

Variable Type(変数タイプ)

バリエーションのシードに使用するprimvarまたはユーザーアトリビュートのタイプ。 primvarを使用した場合、定数になります。頂点/面毎のprimvarは対応していません。

  • 0: Float
  • 1: Integer
RIB: int varType
デフォルト:0

Hue(色相)

ランダムな色相のシフトを制限します。 0(バリエーションなし)から1(フルバリエーション)までの範囲です。

RIB: float hue
デフォルト:0.0

Saturation(彩度)

ランダムな彩度のスケールを制限します。 0(バリエーションなし)から1(フルバリエーション)までの範囲です。

RIB: float saturation
デフォルト:0.0

Luminance(輝度)

ランダムな輝度のスケールを制限します。 0(バリエーションなし)から1(フルバリエーション)までの範囲です。

RIB: float luminance
デフォルト:0.0

Gamma(ガンマ)

ランダムなガンマバリエーションを制限します。 0(バリエーションなし)から1(フルバリエーション)までの範囲です。

RIB: float gamma
デフォルト:0.0

Advanced(高度なコントロール)

Probability(確率)

0から1までの範囲により、バリエーションを適用する確率を指定します。

RIB: float probability
デフォルト:1.0

Hue Mode(色相モード)

色相のバリエーションの挙動:

  • 0: Centered -- 現在の値を中心にバリエーションが加わります。
  • 1: Additive -- 現在の値にバリエーションを加算します。
  • 2: Substractive -- 現在の値からバリエーションを減算します。
RIB: int hueMode
デフォルト:0

Saturation Mode(彩度モード)

彩度のバリエーションの挙動:

  • 0: Centered -- 現在の値を中心にバリエーションが加わります。
  • 1: Additive -- 現在の値にバリエーションを加算します。
  • 2: Substractive -- 現在の値からバリエーションを減算します。
RIB: int saturationMode
デフォルト:0

Luminance Mode(輝度モード)

輝度のバリエーションの挙動:

  • 0: Centered -- 現在の値を中心にバリエーションが加わります。
  • 1: Additive -- 現在の値にバリエーションを加算します。
  • 2: Substractive -- 現在の値からバリエーションを減算します。
RIB: int luminanceMode
デフォルト:0

Gamma Mode(ガンマモード)

ガンマのバリエーションの挙動:

  • 0: Centered -- 現在の値を中心にバリエーションが加わります。
  • 1: Additive -- 現在の値にバリエーションを加算します。
  • 2: Substractive -- 現在の値からバリエーションを減算します。
RIB: int gammaMode
デフォルト:0

Verbosity(詳細)

色々な情報を出力して、シーンをデバッグしやすくします。

  • 0: Silent -- エラーメッセージのみが出力されます。
  • 1: Warnings -- エラーと見つからなかったアトリビュートがレポートされます。
  • 2: Infos -- 上記と同様で、アトリビュート値もレポートされます。
RIB: int verbosity
デフォルト:0

出力パラメータ

resultRGB

クランプされたカラーの結果。

resultR

resultRGB出力からのRチャンネル。

resultG

resultRGB出力からのGチャンネル。

resultB

resultRGB出力からのBチャンネル。