PxrProjectionLayer

PxrProjectionLayer

Projectionテクスチャは、PxrTextureの特別バージョンで、余計なテクスチャのルックアップを回避します。

入力パラメータ

Filename(ファイル名)

テクスチャのファイル名。このパラメータは必ず設定してください。

RIB: string filename
デフォルト: ""

First Channel Offset(1番目のチャンネルオフセット)

filenameに対してルックアップされた1番目のチャンネルをオフセットします。

RIB: int firstChannel
デフォルト: 0

Filter(フィルター)

テクスチャのルックアップ中に使用可能な色々な再構築フィルターを選択します。 PxrProjectionLayerで使用可能なフィルターは以下のとおり:

  • 0: Nearest
  • 1: Box
  • 2: Bilinear
  • 3: Bspline
  • 4: Mitchell
  • 5: Catmullrom
  • 6: Gaussian
  • 7: Lagrangian
RIB: int filter
デフォルト: 1

Blur(ブラー)

テクスチャファイルから読み出した画像に適用するブラーの量を指定します。

RIB: float blur
デフォルト: 0.0

Mip Interpolate(Mip補間)

マルチ解像度テクスチャで隣接する解像度間で補間を行なうかどうかを選択し、レベル間でより滑らかな移り変わりができるようにします。

RIB: int lerp
デフォルト: 1

Missing Color(見つからないカラー)

テクスチャを開く際にエラーが起きれば、このカラーが使用されます。

RIB: color missingColor
デフォルト: 1.0 0.0 1.0

Missing Alpha(見つからないアルファ)

テクスチャを開く際にエラーが起きれば、このアルファが使用されます。

RIB: float missingAlpha
デフォルト: 1.0

Linearize(リニア化)

逆sRGBを適用して、テクスチャを変換します。 もしsRGB空間(ほとんどのペイントパッケージではデフォルト)でテクスチャをペイントしていて、データリニア空間でデータを見ていれば、テクスチャが消え落ちたように見えます。 このパラメータは、sRGB変換をテクスチャに適用して、再度リニアで見えるようにします。

RIB: int linearize
デフォルト: 0

Mask(マスク)

白黒のマスクを使用して、不可視になる箇所でのテクスチャの読み込みを回避することができます。 PxrProjectionLayerには、そのような出力(resultMask)が備わっており、隠れていたり、またはプロジェクションウィンドウの外側にあるテクセルを読み込まないようにすることができます。

RIB: float mask
デフォルト: 1.0

Manifold(マニフォールド)

テクスチャの適用範囲を指定します。 ここにPxrProjectorを接続することで、マッピング座標をテクスチャ関数に与えることができます。 デフォルトは、s,tです。

RIB: struct manifold

出力パラメータ

resultRGB

フィルタリングされたカラーの結果。尚、すべての結果がstartChannelオフセットから開始してルックアップされます。

resultR

Rチャンネルの結果

resultG

Gチャンネルの結果

resultB

Bチャンネルの結果

resultA

Alphaチャンネルで、これはマスク入力で指定されたマスクを考慮します。