PxrMatteID

PxrMatteID

images/PxrMatteID.gif

マテリアルのアサイメントを反映した3つのMatteID AOV設定

このノードは合成用にAOVを出力します。 それをLMシェーダのinputAOVパラメータに接続すると、MatteID AOVが出力されます。

最大でMatteID0, MatteID1... MatteID7までの8つのRGBマット(24マット)を出力します。

MatteID AOVは、オブジェクト毎/オブジェクトグループ毎/マテリアル毎の合成マットとして使用されます。 これらには適切にモーションブラーやぼかしがかかり、お使いのコンポジットソフトウェアでオブジェクトを分離させることができます。

オブジェクトやシェーダをMatteIDxに関連付けるには、そのオブジェクトやシェーダに特別なアトリビュートを追加する必要があります:

Attribute "user" "color MatteID0" [1 0 0]
                      

この例では、MatteID0 AOVは指定オブジェクトでは赤になりますが、他の2セットのオブジェクトには緑と青のチャンネルを使用することができます。

RMSでは、これらのアトリビュートは、Manage Attributesメニューから使用することができます。 また、RenderMan globalsのOutputsセクションにはMatteIDタブがあります。 PxrMatteIDの使用例は、ビデオをチェックしてください!

入力パラメータ

Input AOV(入力AOV)

この入力は、何も出力を作成しない他のノードを連結する場合のみに使用することができます。

RIB: int inputAOV
デフォルト: 0

Enable(有効化)

MatteID AOV出力を制御します。

RIB: int enable
デフォルト: 1

出力パラメータ

resultAOV

単一の整数。この出力は、グラフのパターンの実行を引き起こすためだけに存在しています。