PxrBlend

PxrBlend

標準のPhotoshopブレンドモードを使用して、ボトム画像の上にトップ画像レイヤをブレンドした結果のカラーを生成します。

入力パラメータ

Operation(操作)

トップとボトムのレイヤのブレンドに使用するブレンドモード。 以下のテーブルでは、各ブレンドモードについて説明しています。 テーブル内のサンプル画像は、次のトップとボトムのレイヤを使用して作成しました。

images/pxrBlend/pxrBlendTop.png

トップレイヤ

images/pxrBlend/pxrBlendBottom.png

ボトムレイヤ

名前 説明 サンプル
0 Color ベースカラーの輝度とブレンドカラーの色相、彩度を使用してカラーを作成します。 これは、画像内のグレーレベルを保持しており、モノクロ画像に色を付けたり、カラー画像に薄く色を付けるのに便利です。
images/pxrBlend/pxrBlendColor.png
1 Color Burn 各チャンネルのカラー情報を調べて、ベースカラーを暗くして、ブレンドカラーとのコントラストを上げることで、ブレンドカラーを反映します。 ホワイトをブレンドしても何も変化しません。
images/pxrBlend/pxrBlendColorBurn.png
2 Color Dodge 各チャンネルのカラー情報を調べて、ベースカラーを明るくして、ブレンドカラーとのコントラストを下げることで、ブレンドカラーを反映します。 ブラックをブレンドしても何も変化しません。
images/pxrBlend/pxrBlendColorDodge.png
3 Darken 各チャンネルのカラー情報を調べて、ベースカラーまたはブレンドカラーのいずれか暗い方を結果カラーとして選びます。 ブレンドカラーより明るいピクセルは置換され、ブレンドカラーより暗いピクセルは変化しません。
images/pxrBlend/pxrBlendDarken.png
4 Darker Color ブレンドカラーとベースカラーのすべてのチャンネル値の合計を比較して、低い方の値のカラーを表示します。 Darker Colorは、Darkenブレンドから作成できる3番目のカラーを作成しません。 これは、ベースカラーとブレンドカラーの両方からもっとも低いチャンネル値を選び、結果カラーを作成するからです。
images/pxrBlend/pxrBlendDarkerColor.png
5 Difference 各チャンネルのカラー情報を調べて、輝度値が大きい方のカラーに基づいて、ベースカラーからブレンドカラーを、 またはブレンドカラーからベースカラーを減算します。 ホワイトをブレンドすると、ベースカラー値が逆になります。 ブラックをブレンドしても何も変化しません。
images/pxrBlend/pxrBlendDifference.png
6 Dissolve ピクセルの位置での不透明度に基づいて、ベースカラーまたはブレンドカラーを使用してピクセルをランダムに置換したカラーになります。
images/pxrBlend/pxrBlendDissolve.png
7 Divide 各チャンネルのカラー情報を調べて、ブレンドカラーとベースカラーを分けます。
images/pxrBlend/pxrBlendDivide.png
8 Exclusion Differenceモードに似ていますが、コントラストがより低いエフェクトを作成します。 ホワイトをブレンドするとベースカラー値が逆になります。 ブラックをブレンドしても何も変化しません。
images/pxrBlend/pxrBlendExclusion.png
9 Hard Light ブレンドカラーに基づいて、カラーを重ねたり、カラーを覆ったりします。 このエフェクトは、画像に強いスポットライトをあてるようなものです。 ブレンドカラー(光源)が50%グレーより明るい場合、画像は何かに覆われているように明るくなります。 これは画像にハイライトを追加する場合に便利です。 ブレンドカラー(光源)が50%グレーより暗い場合、画像は多数重なっているように暗くなります。 これは画像にシャドウを追加する場合に便利です。 ピュアブラックまたはピュアホワイトでペイントすると、ピュアブラックまたはピュアホワイトになります。
images/pxrBlend/pxrBlendHardLight.png
10 Hard Mix ブレンドカラーの赤、緑、青のチャンネル値をベースカラーのRGB値に追加します。 生成されたチャンネルの合計が1またはそれ以上の場合、1の値を受け取ります。 1より小さい場合は、0の値になります。 したがって、ブレンドされたすべてのピクセルは、0または1の赤、緑、青のチャンネル値を持っています。 これにより、すべてのピクセルは基本の追加カラー(赤,緑,青),ホワイト,ブラックに変化します。
images/pxrBlend/pxrBlendHardMix.png
11 Hue ベースカラーの輝度と彩度およびブレンドカラーの色相を使用してカラーを作成します。
images/pxrBlend/pxrBlendHue.png
12 Lighten 各チャンネルのカラー情報を調べて、ベースカラーまたはブレンドカラーのいずれか明るい方を結果カラーとして選びます。 ブレンドカラーより暗いピクセルは置換され、ブレンドカラーより明るいピクセルは変化しません。
images/pxrBlend/pxrBlendLighten.png
13 Lighter Color ブレンドカラーとベースカラーのすべてのチャンネル値の合計を比較して、高い方の値のカラーを表示します。 Lighter Colorは、Lightenブレンドから作成できる3番目のカラーを作成しません。 これは、ベースカラーとブレンドカラーの両方からもっとも高いチャンネル値を選び、結果カラーを作成するからです。
images/pxrBlend/pxrBlendLighterColor.png
14 Linear Burn 各チャンネルのカラー情報を調べて、ベースカラーを暗くして、輝度を下げることで、ブレンドカラーを反映します。 ホワイトをブレンドしても何も変化しません。
images/pxrBlend/pxrBlendLinearBurn.png
15 Linear Dodge 各チャンネルのカラー情報を調べて、ベースカラーを明るくして、輝度を上げることで、ブレンドカラーを反映します。 ブラックをブレンドしても何も変化しません。
images/pxrBlend/pxrBlendLinearDodge.png
16 Linear Light 輝度を増減することで、ブレンドカラーに基づいてカラーをバーンまたはドッジします。 ブレンドカラー(光源)が50%グレーより明るい場合、画像は輝度を上げることで明るくなります。 ブレンドカラー(光源)が50%グレーより暗い場合、画像は輝度を下げることで暗くなります。
images/pxrBlend/pxrBlendLinearLight.png
17 Luminosity ベースカラーの色相と彩度およびブレンドカラーの輝度を使用してカラーを作成します。 このモードにより、Colorモードの逆のエフェクトが作成されます。
images/pxrBlend/pxrBlendLuminosity.png
18 Multiply 各チャンネルのカラー情報を調べて、ベースカラーをブレンドカラーで乗算します。 結果カラーは常に暗くなります。 ブラックと乗算すると、どのカラーもブラックになります。 ホワイトと乗算しても、どのカラーも変化しません。
images/pxrBlend/pxrBlendMultiply.png
19 Normal ボトムレイヤに対するトップレイヤのアルファ合成。
images/pxrBlend/pxrBlendNormal.png
20 Overlay ベースカラーに基づいて、カラーを乗算したりスクリーンします。 パターンまたはカラーは、ベースカラーのハイライトやシャドウを保持しながら、既存ピクセルを重ね合わせます。 ベースカラーは置換されませんが、ブレンドカラーとミックスされ、元のカラーの明るさや暗さを反映します。
images/pxrBlend/pxrBlendOverlay.png
21 Pin Light ブレンドカラーに基づいて、カラーを置換します。 ブレンドカラー(光源)が50%グレーより明るい場合、ブレンドカラーより暗いピクセルは置換され、 ブレンドカラーより明るいピクセルは変化しません。 ブレンドカラー(光源)が50%グレーより暗い場合、ブレンドカラーより明るいピクセルは置換され、 ブレンドカラーより暗いピクセルは変化しません。 これは、画像に特別なエフェクトを追加する場合に便利です。
images/pxrBlend/pxrBlendPinLight.png
22 Saturation ベースカラーの輝度と色相およびブレンドカラーの彩度を使用してカラーを作成します。 このモードを使用して、彩度のない(0)(グレー)の領域でペイントを行なっても何も変化はありません。
images/pxrBlend/pxrBlendSaturation.png
23 Screen 各チャンネルのカラー情報を調べて、ブレンドカラーとベースカラーの逆数を乗算します。 結果カラーは常に明るくなります。 ブラックでスクリーンすると、カラーは変化しません。 ホワイトのスクリーンはホワイトになります。
images/pxrBlend/pxrBlendScreen.png
24 Soft Light ブレンドカラーにより、カラーを暗くしたり、明るくしたりします。 このエフェクトは、画像に拡散スポットライトをあてるようなものです。 ブレンドカラー(光源)が50%グレーより明るい場合、画像はドッジされているように明るくなります。 ブレンドカラー(光源)が50%グレーより暗い場合、画像はバーンされているように暗くなります。 ピュアブラックまたはピュアホワイトでペイントすると、明らかに暗い、または明るいエリアが作成されますが、 その結果はピュアブラックまたはピュアホワイトにはなりません。
images/pxrBlend/pxrBlendSoftLight.png
25 Subtract 各チャンネルのカラー情報を調べて、ベースカラーからブレンドカラーを減算します。
images/pxrBlend/pxrBlendSubtract.png
26 Vivid Light コントラストを増減することで、ブレンドカラーに基づいて、カラーをバーンまたはドッジします。 ブレンドカラー(光源)が50%グレーより明るい場合、画像はコントラストを下げることで明るくなります。 ブレンドカラー(光源)が50%グレーより暗い場合、画像はコントラストを上げることで暗くなります。
images/pxrBlend/pxrBlendVividLight.png
RIB: int operation
デフォルト: 19

Top Color(トップカラー)

トップの画像レイヤのRGB入力。

RIB: color topRGB
デフォルト: 0.0 0.0 0.0

Top Alpha(トップアルファ)

トップの画像レイヤのアルファチャンネル。

RIB: float topA
デフォルト: 1.0

Bottom Color(ボトムカラー)

ボトムの画像レイヤのRGB入力。

RIB: color bottomRGB
デフォルト: 0.0 0.0 0.0

Bottom Alpha(ボトムアルファ)

ボトムの画像レイヤのアルファチャンネル。 アルファが1よりも小さい場合、このボトムの画像レイヤの下にブラックの背景が使用されます。

RIB: float bottomA
デフォルト: 1.0

出力パラメータ

resultRGB

トップの画像レイヤとボトムの画像レイヤをブレンドして生成されるカラー。

resultR

resultRGB出力からのRチャンネル。

resultG

resultRGB出力からのGチャンネル。

resultB

resultRGB出力からのBチャンネル。